
三代目あかつ店主からの裏話
東京で叔父が二代に渡って営んでいた「居酒屋あかつ」。
二代目が若くして亡くなったとき、まだ私は学生だったのですが、
その後の親戚の集まりで、祖母が「いつか復活させたいねえ」と
呟いていたのが記憶に残り続けていました。
だからでしょうか。飲食業界で働くようになった私は、
自分が独立して店を出すときに、
その名をつけようと考えるようになりました。
時が過ぎ、夢を実現できたのは令和3年。
35年振りに「あかつ」の名で、江坂に店を開くことができました。
大衆向けの気取らない店だった「居酒屋あかつ」の気風を受け継いで、単身赴任の方も多い江坂にあわせて店はオープンキッチンスタイルに。
私たちのおもてなしでカウンターから賑わいが生まれ、そんな雰囲気に惹かれてお客様が毎日通いたくなるような店にすることが私の目標です。
汗をかいて頑張りますので、どうぞ皆様お越しください。
店主
赤津正樹


継ぐ、
出汁の味
当店の料理に使われる出汁は、毎朝昆布から取っています。
だし巻きや茶漬けの旨みの秘密は、この自家製出汁。
また、出汁を継ぎ足しで炊き続けているおでんもあかつのこだわり。
季節を問わず常連さんが必ず注文される一品です。
香りも美味な
炭火焼き魚
旨みを凝縮した干物を、 炭火で炙ることでさらに美味しい一皿に。
炭火焼きならではの煙の風味、 炭火にジュッと落ちた脂の香りも食欲をそそります。


仕入れた食材は使い切るのが店主の信条。
表メニューの「天然ぶりの煮付け」も美味ですが、「天然ぶりのかまの煮付け」や「鯛の兜焼き」などの裏メニューも常連さんに人気。
「本日のおすすめ」に書かれてなくても、店主に「あれ食べれる?」とお尋ねを。
きずしも隠れた人気メニューです。